
あなたのビジネスには向いている?メールマガジンの購読者層と活用アイディアのご紹介
メルマガは廃れた?
近年、SNSの台頭によって影が薄くなってしまったメールマガジンを皆様は利用されているでしょうか?
人によっては、ショッピングサイトのセール情報を収集したり、好きなお店からの新商品のお知らせが届いたり、まだまだ現役でメールマガジンを使っている方もいらっしゃると思いますが、全く使わない、気にならないという方も多いと思います。
少しだけ統計資料にも触れてみましょう。令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(総務省情報通信政策研究所)によるとインターネットの利用項目別の利用時間と行為者率には、世代ごとに利用時間の長い媒体が紹介されています。

10~30代では動画投稿・共有サービスの利用時間が最も長い一方で、40~60代ではメールの使用時間が最も長くなっています。少し細かいところを見ると30代男性もメールの利用時間が長いので、この方たちもメールユーザーとして考えてもよいと思います。
影が薄れてしまっているメールマガジンですが、自身のビジネスの想定顧客が30代男性や40代以上の方がメインであれば、十分活用できそうだと思いませんか?
実は、メールマガジンの購読者は、(メールアドレスを提供しているので)企業としては直接連絡を取れる見込客でもあります。またBtoBであれば営業マンが見込み客にメールを送って商品サービスの情報を提供することも関係性維持のために重要であると考えます。
今回はメールマガジンについて触れてみたいと思います。
HTMLメールを作成しよう!
メールマガジンに限らず、見込みのお客様にメールで新しい情報を届ける際には、シンプルなプレーンテキスト形式が使わることが多いです。写真を入れたり文字装飾をしたり、SNSのリンクボタンを配置するなど凝ったデザインにするだけでもお客様の目につきやすくなります。
HubSpotなど無料でもメール配信&メール作成システムを使えるサービスを活用して、お客様に適切に情報を届け、アクションを起こすように促すHTMLメールの作成にチャレンジしてみましょう。

メルマガ登録&停止フォームを設置しよう
自社のホームページを立ち上げて、記事数が100を超えたあたりからサイト訪問者の数が安定します。何度か足を運んでくださっているのに見込みのお客様との連絡手段がないのは非常にもったいないことです。
そこで、ホームページ内にもメールマガジンの登録フォームを設けて、能動的に情報を収集したいと考える積極的な見込客の囲い込みをしてみましょう。
登録フォームを設ける際には、お客様にアクションを促す「アクションコピー」を添えるようにしてみてください。単純にメールアドレスの入力欄に記入させるだけではお客様のワクワク感は演出できません。
例えば、「洗練された暮らしを実現するヒントをもっと知りたい方はこちらから無料登録」「キャンペーン、新商品情報をいち早くGETしよう」などのコピーです。想定する見込のお客様がワクワクするようにコピーを考えましょう!
そしてもう一つ、忘れてはいけないのがメールマガジン配信停止のフォームをわかりやすく用意しておくことも重要です。
企業によっては、ホームページの内の非常にわかりにくい箇所に配信停止フォームを設定していたり、配信停止完了までに何度も確認クリックをさせられることで非常に不快な思いをしたことがないでしょうか?利用者として使いにくいデザインを自社で採用したくないですよね。
メールマガジンの文面に「配信停止はこちら」といったリンクを用意しておき、購読者がストレスなく停止できるようなフォームにしておくことで、企業に対する信頼感を維持するようにしましょう。
メルマガを拡散してもらおう!
最後に応用的な話題にも触れます
大手のHTML形式のメールマガジンには、SNSボタンがついていることがあるかと思います。
SNSボタンを設置する目的として主なものは、企業のSNSアカウントの紹介とフォローのお願いであることが多いと思います。
例えば家具メーカーを想定します。新商品情報のメールマガジンを送る際に文面にSNSボタンを設置します。タップした購読者は家具メーカーがSNS展開している「お客様からの自社製品の利用シーンの写真」の投稿を目にします。これにより商品を購入して得られる豊かな暮らしをイメージできるようになるので、一層自社製品に愛着を持ってもらうといった流れです。
この他にも別の理由でSNSボタンを設けている事例があります。それはメールマガジンの内容をSNSなどで拡散してもらうためです。
例えば、ブログ等で記事を作成し、新着記事のお知らせをメールマガジンで送るとします。メールマガジン内に新着記事の見どころをリードとしてまとめるのと同時にSNSシェアボタンを設置し、facebookやX(旧Twitter)などで記事をシェアしてもらおうというものです。
こちらは見込みのお客様に対する購買体験とは少し違い、すでにファンになっているお客様に忘れずシェアしていただくことが目的となります。
企業によっては、SNSシェアボタンを設けるだけでなく、「知り合いにぜひメールマガジンを転送してほしい」といったお願いを添えることで、お客様のアクションを促している例もあります。
さいごに
今回は、メールマガジンについてご紹介してまいりました。
自社の商品サービスが、30代以上の男性または40代以上の男女である場合は非常に強力なツールになりますので、是非導入をご検討ください。
この記事を読んでくださった方のメールマガジンに対するイメージが少しでも変われば幸いです。
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