情報提供で自社商品を深く知ってもらう!エデュケーショナル型のホームページの特徴

情報提供で自社商品を深く知ってもらう!エデュケーショナル型のホームページの特徴

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合同会社ピーチウェブ2024.10.13

ホームページの4つの型

ホームページの代表的な型には、大きく4つあります。

この4つの型は、自社の商品サービスがどのように売れるのかによって使い分けたり、組み合わせたりする事ができます。

今回はこの4つの型から「エデュケーショナル型」をご紹介します。

エデュケーショナル型ホームページとは?

エデュケーショナル型のホームページは、いきなり商品サービスを売り込むのではなく、お客様の疑問や困りごとに対してコンテンツで答えるスタイルのホームページです。

見込客がまだ漠然としたイメージしか持っていない段階から関係を構築し、段階的に知識の提供をし、商品の購入を手助けしていくようなイメージとなります。

一般の生活者の求める情報は、その商品カテゴリーに関する基本的な知識となります。さらに具体的に購入を検討している見込客であれば、競合他社との違いを知って自身に合ったものを購入したいと考えるでしょう。

これらのお客様が求める情報は、企業が伝えたいことと共通する点が多く、企業としてはお客様が知りたい情報を丁寧に真摯に発信すればよいということになります。

商品に関する深い知識を身に付けていただくということは、見込客に応じた商品サービスをご自身で選べるようになるということです。これにより購入した商品サービスへの満足度、購入体験そのものの満足度が高まり、その後の口コミも期待できるでしょう。

エデュケーショナル型の事例

例えば、岡山に本社のある株式会社KG情報は、エデュケーショナル型の発展型のホームページを公開しています。

家づくり学校というホームページでは、住宅の購入やリフォームを検討しているお客様向けに、セミナー情報・利用者の声・施工事例・動画などのコンテンツを提供して、お客様に住宅購入の手助けになるような情報を発信しています。住宅のように検討時間が長く、商品サービスに関する基本的にな知識や住宅メーカーごとの特徴を理解しないと購入できない商品だからこそ、このエデュケーショナル型の特徴がフィットするのです。

また、エデュケーショナル型の「発展型」と紹介したのは、こちらのホームページが株式会社KG情報のホームページとは独立したホームページとして運用されているためです。

もし、家づくり学校が同社のホームページの中に組み込まれていた場合はどうでしょうか?

家づくり学校のページを表示するまでの階層が深くなってしまい、本来訴求したいお客様へ届けることが難しくなってしまいます。また、株式会社KG情報としてSEO対策をすればよいのか、家づくり学校としてSEO対策をすればよいのかもあやふやになるので、検索順位も伸びにくくなってしまいます。そこで、住宅情報の部分は別のマイクロサイトとして切り分けて専門的なホームページとして運用しているのです。

エデュケーショナル型が向いている商品サービス

住宅の事例のようにエデュケーショナル型が向いている商品サービスは、ぱっと見ただけでは他社との違いがわかりにくいサービス、ワンメッセージでは商品の魅力を十分に伝えられないサービスなどとなります。

よほど革新的なビジネスモデルでもない限り、多くの業種で当てはまるのではないでしょうか?

またエデュケーショナル型のホームページは、集客だけでなく求人用途にも十分力を発揮すると考えられます。企業の理念や事業内容、他社との差別化のポイントを継続的にコンテンツとして掲載することで、自社の文化をよく知った求職者とも出会うことができます。

エデュケーショナル型以外の3つの型は、商品サービスを選びますが、エデュケーショナル型はホームページの基本とも言えますので、他の型を採用するにしても基本の考え方として持っておくと良いと思われます。

次の記事更新はいつ?

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