
「ホームページを自分で作りたい」起業家必見!自作方法3選と知っておくべき「その先」のこと
自分の事業を、自分の手でカタチにしたいと思いながら、起業準備されているあなたが「ホームページを自分で作ってみたい!」と思われるのは、本当に素晴らしいことです。その情熱、心から応援させてください。
この記事では、そんなあなたの想いを実現するために、コーディング知識がなくても自力でホームページを持てる代表的な方法を3つ、それぞれのメリットと「知っておくべきこと(デメリット)」を正直にご紹介します。
どの方法が、あなたの現在の状況と未来のビジョンに一番合っているか、一緒に考えていきましょう。
方法1:とにかく無料で!「既存のブログサービス」を活用する
「最初はとにかく費用を抑えたい」「まずは情報発信の場が欲しい」という場合、Amebaブログやnote、はてなブログといった無料のブログサービスを活用する方法があります。
メリット: 最大のメリットは、もちろん無料であること。サーバー代やドメイン代(独自ドメインを使わない場合)もかからず、アカウント登録後すぐに記事を書き始められます。
どうやってホームページっぽく使う?: 例えば、無料のGoogleフォームでお問い合わせや注文フォームを作成し、そのリンクをブログの目立つ場所に設置します。これで「ブログでサービスを知ってもらう → Googleフォームで注文を受ける」という流れ自体は、費用ゼロで構築可能です。
知っておくべきこと(デメリット)
しかし、この方法にはいくつかの大きな壁があります。
- デザインの限界: 既存のプラットフォームを利用するため、デザインの自由度はほぼありません。ページごとにレイアウトを工夫したり、あなたの事業の世界観を表現することは非常に困難です。
- 情報提供の限界: 「商品紹介ページ」「サービス一覧ページ」「アクセスマップ」など、お客様が知りたい情報を独立したページとしてしっかり作り込むことが難しくなります。
- 信頼性の問題: 無料のプラットフォームを間借りしていることは、訪れたお客様にも伝わります。それが直接的に悪いわけではありませんが、事業としての信頼性という点では、独自ドメインのしっかりしたサイトに比べて見劣りしてしまう可能性は否めません。
- 資産にならない: これが最も大きなデメリットかもしれません。将来的に「やっぱりちゃんとしたホームページを作ろう!」とリニューアルする際、無料ブログに書き溜めた記事データを新しいサイトにお引越し(エクスポート)できないケースがほとんどです。
個人的には、無料ブログを活用するくらいなら、同じく無料のSNS(InstagramやX)で発信し、そこからGoogleフォームへ誘導する方が、拡散力もあって効率的かもしれません。
方法2:今どきな方法!「ノーコードツール」で作成する
次に、Wix(ウィックス)やペライチ、STUDIOといったノーコードツールで作成する方法です。最近非常に人気がありますね。
メリット: コーディング知識がなくても、マウス操作やドラッグ&ドロップで、直感的にサイトを制作できます。オシャレなテンプレート(雛形)も多く、調べながら進めれば、それらしいデザインのサイトが比較的短時間で完成します。
知っておくべきこと(デメリット)
手軽に見えるノーコードツールですが、ビジネスで本格的に使用するとなると、以下のような制約が出てきます。
- 結局、月額費用がかかる: 無料プランもありますが、ビジネスで必須の独自ドメインの設定や広告の非表示を行うには、月額数千円〜の有料プラン契約が必須です。
- 自由度の壁: テンプレートは便利ですが、「ここのボタンの色だけ変えたい」「この部分の幅を少し広げたい」といった細かな調整ができなかったり、非常に手間がかかったりします。
- 機能の制限: 「ネット決済機能を入れたい」「予約システムを連携したい」といった高度な機能を追加しようとすると、さらに高額なプランへの変更や、追加課金が必要になる場合が多いです。
- 事業の成長に合わせにくい: 「最初は3ページで始めたけど、事業が軌道に乗ったからページ数を増やしたい」と思っても、プランによってページ数に上限が定められていることがあります。事業の成長に合わせてサイトを柔軟に育てていくことが難しい場合があるのです。
方法3:本格派を目指す!「WordPress」で自作する
「世界中のWebサイトの約4割はWordPress(ワードプレス)で作られている」と言われるほど、最もメジャーな方法です。
メリット: WordPress自体はオープンソース(無料)で利用できます。世界中に情報が溢れているため、1〜3ヶ月ほどしっかり学習すれば、見栄えのするサイトを自力で作ることも十分可能です。 サーバー代とドメイン代(年間数千円〜1万数千円程度)はかかりますが、ノーコードツールの月額サービスを利用するより、維持費が安く済む場合がほとんどです。
知っておくべきこと(デメリット)
自由度が高い反面、すべて自己責任となるのがWordPressです。
- 学習コストという時間: 見栄えの良いサイトを作るには、HTMLやCSS、PHPといった専門知識の学習が(浅くても)必要になります。その学習に時間を取られすぎて、肝心の本業の準備がおろそかになっては本末転倒です。
- 定期的なメンテナンスの必要性: WordPressは「WordPress本体」「テーマ(デザインの雛形)」「プラグイン(機能の追加)」の3つで構成されており、これらはセキュリティ維持のために定期的な更新が必要です。
- あるあるなトラブル: この更新の際に、「特定のプラグインが動かなくなった」「サイトが真っ白になって表示されなくなった」というのは、プロの制作者でも「あるある」です。その都度、原因を調査し、復旧させるトラブルシューティングの知識も求められます。
なぜ「プロ」が存在するのか?
ここまで、ご自身でホームページを作る方法を見てきました。
費用か時間、どちらかのコストをかければ、ご自身でもサイト制作は可能であることはわかっていただけたかと思います。
では、なぜ私たちのようなホームページ制作者が存在するのでしょうか。 他社様のことは分かりませんが、私たちピーチウェブがご提供する、スモールビジネスの成長に寄り添う "育てる"ホームページ制作「はぐぺ」の場合は、明確な理由があります。
それは、先ほど挙げた自作方法のデメリットや懸念点を、すべて解決できるからです。
- ノーコードの悩み → テンプレートに縛られない、柔軟なレイアウトやデザインが可能です。
- WordPressの悩み → 面倒なサーバー管理やセキュリティアップデート、トラブル対応はすべてお任せいただけます。
- すべての悩み → 事業の成長に合わせて、後からページや機能を自在に増やせる拡張性を最初から設計します。
- 無料ブログの悩み → もちろん、リニューアル時に過去の記事やデータが消える心配もありません。
ピーチウェブのはぐぺは、サイトの表示速度、モダンなSEO対応(検索エンジン対策)、セキュリティといった技術的なメリットをご提供しながらも、何より「あなたの事業に寄り添い、一緒にサイトを"育んでいく"」という姿勢を大切にしています。
さいごに
ご自身の情熱で、自分で作る道を選ぶのも、その情熱を本業に集中させるために「プロに任せる」道を選ぶのも、どちらも素晴らしい選択です。
もし、あなたが「専門的なことは任せて、自分のビジネスに集中したい。でも、制作過程はちゃんと見て、細かくリクエストしたい」と感じていらっしゃるなら、ぜひ一度、ピーチウェブのはぐぺにご相談ください。
あなたの事業への想いを、私がカタチにします。


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