
SEO対策って何?プロが実践する内部施策10選を初心者向けに解説
「SEO対策」って、よく聞くけど結局なに?
「そろそろ自分のお店(サービス)のホームページが欲しいな」「集客のために、まずはWebサイトを……」
そう思って調べ始めると、必ず目にするのがSEO対策という言葉。 「SEOに強いホームページを作ります!」なんてフレーズもよく見かけますよね。
でも、 「SEOって、具体的に何をしてくれるの?」 「なんとなく『検索順位を上げる』ってことなのは分かるけど……」 「専門用語ばっかりで、難しそう……」
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
ご安心ください。弊社のお客様も、ほとんどが「知識ゼロ」からのスタートです。 この記事では、ホームページ制作を考えている初心者の方に向けて、「SEO対策とは何か?」そして「プロ(制作会社)は具体的に何をしているのか?」を、できるだけ分かりやすく解説します。
そもそもSEO対策って?なぜ必要なの?
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれます。
一言でいうと、「GoogleやYahoo!などの検索結果で、あなたのホームページを特定のキーワードで上位に表示させ、見つけてもらいやすくするための工夫」のことです。
例えば、あなたが「岡山駅前 カフェ」を探している時、検索結果の1ページ目、できれば1位~3位くらいまでのお店を優先的にチェックしませんか? SEO対策がうまくいけば、あなたのホームページも、その「選ばれる場所」に表示される可能性が高まります。
SNSと違い、検索エンジンを使う人は「今、あなたのサービスを探している・悩んでいる」という明確な目的を持っています。 そんな「見込み客」の方々にピンポイントで出会えるのが、SEO対策の最大の強みです。
なぜ「ブログ付き」のホームページを勧めるの?
よく「ブログ機能もつけましょう」と提案されると思いますが、これもSEO対策の一環です。
ホームページを作っただけでは、「岡山市 雑貨店」のような主要なキーワードでしかお客様と繋がれません。 でも、ブログで「岡山市 雑貨店 ギフトにおすすめのアイテム」「岡山市 雑貨店 ワークショップ体験レポ」といった記事を発信し続けるとどうでしょう?
より具体的で、ニッチなキーワード(ロングテールキーワードと言います)で検索する人たちにも、あなたのホームページを見つけてもらえるようになります。
ブログは、お客様との「出会いの窓口」を増やすための、非常に強力なツールなのです。
じゃあ、プロは具体的にどんなSEO対策をしてるの?
「SEO対策=ブログ更新」と思われがちですが、それは施策の半分(コンテンツSEO)にすぎません。 プロの制作会社は、ホームページを「作る段階」で、Googleがサイトの内容を正しく、深く理解できるように、目には見えない様々な「内部SEO対策」を施しています。
今回はピーチウェブで制作するSEO対策付きのホームページで行っている施策例を10個ご紹介します!
SEOの基本3点セット
まずは、Googleに「この記事(ページ)はこういう内容ですよ!」と伝えるための、超基本のタグ設定です。
- title(タイトル)タグ: 検索結果に表示される、ページの「表札」です。最も重要で、狙うキーワードを必ず含めます。
- description(ディスクリプション)タグ: 検索結果でタイトルの下に表示される「説明文」です。クリック率に影響します。
- h1(エイチワン)タグ: ページ内の「大見出し」です。そのページで一番伝えたいことを示します。
Googleへの意思表示とユーザー補助
Googleのロボット(クローラー)に「このページはどう扱ってほしいか」を伝えたり、ユーザー体験を良くしたりする設定です。
- robots(ロボッツ)属性: 「このページは検索結果に出さないで(例:会員専用ページ)」「このページからリンクは辿らないで」といった指示を出します。無駄なページをインデックスさせない(検索対象にさせない)ことも大事なSEOです。
- 画像のalt(オルト)属性: 画像が表示されなかった時や、音声読み上げソフトで使われる「画像の代わりの説明文」です。Googleもこの情報を見て「何の画像か」を判断するため、関連するキーワードを入れます。
- 画像ファイル名:
image123.jpgではなくokayama-cafe-interior.jpgのように、分かりやすいファイル名にすることも、地味ですが効果があります。
スピードと最新技術への対応(モダンSEO)
ここからは、少し専門的になります。近年のSEOで非常に重視されている項目です。
- 構造化データ(スキーママークアップ): ページの情報を、Googleがより深く理解できる「専用の形式」で記述することです。例えば「これはブログ記事です」「これはイベント情報です(日時・場所)」「これはレシピです(調理時間)」とタグ付けすることで、検索結果でリッチに表示(例:星評価や写真が出る)されやすくなります。
- モバイルファーストデザイン: 今や検索のほとんどはスマホからです。PCサイトを基準にするのではなく、最初から「スマホでいかに見やすく、使いやすいか」を最優先で設計します。
- PWA(プログレッシブ・ウェブ・アップス)対応: すごく簡単に言うと「ホームページを、まるでスマホアプリのようにサクサク動かせるようにする技術」です。オフラインでも一部機能が使えたり、ホーム画面にアイコンを置けたりします。
- ページ表示速度の高速化: ページの表示が遅いと、お客様は待ってくれずに離脱してしまいます。Googleも「表示が速いサイト=良いサイト」と判断します。
なぜWordPressではなくNext.jsを選ぶのか
さて、少し弊社のホームページ制作サービス「はぐぺ」のお話をさせてください。
ホームページ制作の多くはWordPress(ワードプレス)というシステムを使いますが、私はあえてNext.js(ネクストジェイエス)という、より新しくモダンな技術を採用しています。
なぜなら、先ほど挙げた「モダンSEO(特に⑦、⑨、⑩)」に圧倒的に強いからです。
WordPressは便利な反面、多機能なテーマやプラグイン(追加機能)を多用することで、どうしてもサイトが重くなりがちです。 一方、Next.jsは「爆速表示」と「PWA対応」を前提に設計された技術です。
「はぐぺ」は、BtoCに特化した親しみやすいデザインと、Next.jsによる「技術的な強さ(速さ・モダンなSEO)」を両立させることで、お客様のビジネスを長期的にサポートしたいと考えています。
知識ゼロでも大丈夫。「はぐぺ」が伴走します。
「構造化データ?PWA?……やっぱり難しい!」
そう思われましたよね。大丈夫です。 「はぐぺ」は、「知識ゼロでも大丈夫。事業と一緒に"育む"、私に寄り添うホームページ屋さん」がコンセプトです。
これらの難しいSEO対策は、すべて私たちが担当します。 さらに、「はぐぺ」では制作過程を専用のURLでリアルタイムに共有します。
「あ、ここの文章、もう少しこうして欲しいな」 「この写真、変えてほしいかも」
そんな細かなリクエストを、お客様が制作過程を見ながら投げられる、小回りの効く「伴走スタイル」が私たちの強みです。
さいごに
SEO対策とは、単にブログを書くことではなく、Googleとお客様の両方に「あなたのサイトがどれだけ素晴らしいか」を正しく伝えるための、地道な技術と工夫の積み重ねです。
特に開業・起業初期のスモールビジネスオーナー様にとって、ホームページは24時間働く営業マンになってくれます。
「はぐぺ」は、難しいWebの知識を押し付けるのではなく、お客様の事業への「想い」に寄り添いながら、技術力でそれを形にするお手伝いをします。
「私のビジネスの場合は、どんなSEOがいいの?」 「まず何から相談したらいいか分からない」
そんな状態でも、まったく問題ありません。 初回のご相談(オンライン)は無料です。ぜひ、あなたの素敵な事業のお話を、私(入船)に聞かせてください。


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