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#004【西川純一さん】お客様満足度101%を目指す誠実な広告代理店業

#004【西川純一さん】お客様満足度101%を目指す誠実な広告代理店業

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「むしろ変わったことはしたくないんです。派手なこと、華やかなことにならないよう意識しています。」と言われると皆様はどのような気持ちになるでしょうか?頑固そう?保守的?そんな創業者には、似つかわしくない言葉が浮かぶかもしれません。そんな方はぜひ最後まで記事を読んでみてください。広告代理店業、デザイン業という華々しい業界にありながら、「当たり前のことを当たり前にご提供する」という真摯すぎるほど真摯な紳士のお名前は西川純一さん。経営13年目の大先輩が教えてくれたことは、教科書の1ページ目で学んだことを愚直に貫くということでした。

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#01 創業のきっかけはお客様の独立

達也:まずは取材を受けていただいてありがとうございます。

西川 純一(以下、西川):いえいえ、とんでもないです。

達也:それでは創業のきっかけからお伺いしてもよろしいでしょうか?

西川:実は社会に出てから、ぼんやりと会社を立ち上げてみたいという思いがありました。それは社長になりたいのではなくて、「創業がしたい」という思いですね。

達也:社長になりたい=創業したいではないのですか?

西川:そうですね、社長になるというと事業を受け継いで就任するパターンもあると思います。それも非常に素晴らしいし、難しいことだと思うんです。ただ当時の私にとっては、単純にピンときてなかったんですよ。

達也:なるほど、そういうことですね。

西川:なので、まず自分のやりたいことを見つけて、会社組織にして、ちょっとずつでも大きくするという「創業」がやってみたかったんです。とはいえ、創業に対して何かしていたのかと言われれば、そんなことはなくて、うっすらと思っていたという感じでした。

達也:そんな中、創業へ動き出したきっかけはあったのでしょうか?

西川:そうですね、当時広告代理店の営業担当として勤務していたのですが、懇意にしていたお客様が一部独立したことがきっかけだったんですよ。

達也:お客様が先に独立したんですね。

西川:ええ、なのでお客様が独立元のお客様と独立先のお客様に分かれてしまったんです。本来であれば独立されたお客様には営業しない方針だったのですが、お客様の方から私にお声がかかったんです。

達也:西川様に厚い信頼感があったんですね。

西川:私自身、ちょうど創業を検討している年齢でもあり、これで1社クライアントが決まった状態になりましたので、創業をスタートしたという経緯になります。

達也:順調な滑り出しですね。

西川:本当にありがたいですよね。

達也:ちなみにそのクライアント様とは今もお取引されているんでしょうか?

西川:直接ご担当いただいた方は、諸事情があってすでに退かれております。ただ今でも一番のクライアント様であることには変わりなく、創業からなので13年のお付き合いになります。

達也:13年ですか!すごいですね。

西川:今もそうですが、1回仕事を任せていただくと永いお付き合いになるお客様が多いですね。

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#02 お客様の期待に101%応える広告代理業

達也:創業当初は、どんな事業からスタートされたのでしょうか?

西川:いわゆる広告代理店業、デザイン業でした。先ほど独立したお客様は本当に幅広く販促広告を展開される業種なんですよ。代表的なもので言うとチラシやダイレクトメール、店内POPやポスターなど何十種類もあるんです。

達也:そんなにあるんですか?

西川:スタートはチラシからだったんですが、しっかりやっていくうちに「じゃあDMも」「じゃあ店内POPも」「じゃあグループ店舗の広告も」とドンドン広がっていった感じですね。

達也:ひとくちに広告といっても配布する物から掲示する物まで幅が広いですからね。

西川:そうですね、クライアント様の広告規模は縮小しているんですが、それでも変わらず弊社に任せていただいているのは本当にありがたいですね。

達也:それ以外で言うと、どんな方がお客様になるんでしょうか?

西川:デザイン業の方ですと、小売業の方が多いですね。

達也:小売業もチラシが重要ですもんね。

西川:ええ、いわゆるスーパーなどの賑やかに商品が並んでいるようなチラシですね。直接お受けすることもあれば、印刷業者さんを介してお打ち合わせすることもあります。

達也:へー、よく見る賑やかなチラシですね!

西川:あとは飲食業の方の仕事をきっかけに介護センターの告知物を作ったりもします。

達也:多様な業種の方と関わっていらっしゃるんですね。それは西川さんがお客様の目を引く提案や、変わった取り組みをされている事が秘訣なんでしょうか?

西川:変わった取り組みですか…。難しいですね。むしろ変わったことはしたくないんです。

達也:と言いますと?

西川:弊社が担当して、残ってくださっているお客様というのは、それまでの広告業者に満たされていない方が多いんですね。運悪く良い担当者に出会えなかったお客様です。

達也:なるほど。

西川:実はある程度現場のキャリアがある私のような人間が、お客様と膝を突き合わせて、丁寧にフォローする広告業者って意外に少ないんですよ。

達也:当たり前のサービスを受ける機会がなかったお客様にとっては、丁寧にサポートしてくださる西川さんが救いなんですね。

西川:そこから派生して、クライアント様の癖、望み、過去の歴史、現状を踏まえて、ご提案する広告業者はさらに少なくなります。私は当たり前ですが、クライアントの想いを汲んで、当たり前のことを提案し、当たり前に期限を守る。そこに1つ想いを乗せるというスタンスで仕事をしているんですよ。

達也:1つ想いを乗せるですか。

西川:そうですね、デザインの部分で相手が「おっ!」と思ってくれる部分があって、満足度が101%になってくれればそれで十分なんです。

達也:この1%の上乗せが、大切なんですね。

西川:そう思っています。例えば長く仕事を継続していれば、満足度110%の時もあれば80%の時もあるなんてよくある話だと思うんです。当社のスタンスは常に101%~105%の目指すという所にあります。

入船:常に100%以上の期待に答えてくださるからこそ、お客様は「来月も、再来月も任せたい」という気持ちになりますね。

西川:はい、そう思っています!

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#03 強みはない? いいえありますよね?

入船:それでは御社の強みもお伺いしていいですか?

西川:…いやっ、強みはないんですよね。

入船:強みはない!?

西川:そうですね(笑)大手のようにデザイン性が突出しているわけでもないですし、極端に値段が安いわけでもない。なんなら私が走り回っているような状況ですし。

入船:西川さんの強みは、西川さん自身じゃないですか!こんなに誠実な方とお会いしたことないですよ!

西川:ありがとうございます、お客様からどう映っているのかを考えたことがなかったですね。

入船:私も前職のサラリーマン時代に西川さんと広告のお打ち合わせを毎月させていただいておりました。私が辞めてからもずーっとサポートしてくださっていますよね。私はずっと代表の西川さん自身がお客様のために動かれて、熱意をもってまるで自分事のように進捗報告をされている姿を拝見しておりました。私は西川さんのお人柄そのものが強みだと思いますよ。

西川:ありがとうございます。確かに広告業でのキャリアが20年以上ある私自身が動いているのは強みかもしれません。代表であるがゆえに提案のスピード感やその場で即決即断できるのもありますね。

入船:本当に頼りになります!西川さんだからこそ頼っているお客様はいっぱいいると思います。

西川:そうですか(笑)嬉しいです。ありがとうございます!キャラクターによる所というのは、強みでも何でもないかもしれませんが、今語れることは、そんな所ですね。

入船:西川さんの仕事のスタンスがお客様に響いて、永くお付き合いが続いているんでしょうね。

西川:ありがとうございます。

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#04 ペットと環境を守るEC事業

達也:事前のお打ち合わせでも伺っていたのですが、西川さんはペット用品の販売もされているんですよね。

西川:そうですね。これは偶然の出会いがきっかけでした。

達也:聞かせてください!

西川:前職の広告代理店の同僚が、このペット用品の会社の創業者のお子さんだったんです。私が独立した後、何も知らない状態で営業に行った所、この同僚が親御さんのもとで働いている所にバッタリ出くわしたんです。

達也:すごい偶然ですね。

西川:そこで一生懸命営業したことで、最初は名刺のデザインなど簡単な仕事をいただけたんです。そんな中、元同僚が「こんな商品を取り扱っているよ」と私に紹介してくれたんです。私には非常に魅力的な商品に思えたので、後日相談して代理店にしてもらったという形ですね。

達也:どんな商品なんですか?

西川:テーマは環境とペット、この2本柱でやっております。次亜塩素酸水溶液という塩素濃度を調整して、本当に安全・安心な少し加工した水のようなものを販売しています。消臭効果が高いのが特徴です。

達也:安心して使える消臭水のようなイメージですね。

西川:その次亜塩素酸水溶液をペット用に調整したのが、このペット用除菌水です。

達也:「シュッきり」というネーミングが可愛いですね。ペット臭の消臭だけでなく、ペット自身に使っても大丈夫なんですね。

西川:そうですね、使い方は無限にありますが、頻繁にシャンプーができないペットの日常的なケアとしてもお使いいただけますし、空間の除菌消臭、匂いが気になる所や衛生が気になる所に気軽に使っていただけます。

入船:気軽にホームケアできるのは、飼い主としては嬉しいですね。

西川:これは犬用ですが、猫用や小動物用もあります。次亜塩素酸水はコロナで一気に知名度も上がりまして、類似の商品もあるんですが、「シュッきり」という商品は販売元の会社と弊社代理店だけの取り扱いになっております。

入船:これは需要ありそう!

西川:そうですね、本当に細く長く安定して売れていっているような商品ですね。この「シュッきり」を軸に今後はペットの匂い、安心・安全・環境をテーマにした用品を広く取り扱って行きたいと考えております。

入船:こちらはどのように購入できるんですか?

西川:広告代理店業・デザイン業と並行して行っておりますので、今は楽天とYahooショッピングですね。もちろん、直販で近隣のユーザーさん宅までお届けすることも可能です。

入船:本業と並行して実施することになったんですね(笑)

西川:そうですね(笑)実は既存のお客様の役に立ったこともあったんですよ。

入船:どんな事があったんですか?

西川:鉄板焼き屋さんをされているお客様がいらっしゃって、そちらとは広告デザインの仕事で取引をしていたんです。仕事をする中で、ニオイの話になりまして。

入船:それは西川さんが次亜塩素酸水溶液の取り扱いをしていることを知ってたんですか?

西川:いいえ全くです。タバコのニオイが鉄板焼きのニオイと混ざって、何とも不快な状態だったらしいんです。ちょうどコロナが落ち着いた頃のタイミングだったこともあって、店内のニオイが気になると向こうからお話しくださったんですよ。

入船:そんな事があったんですね。

西川:ええ、そこで次亜塩素水によって解決できたということがありました。小さな一例ですが…。

入船:それも西川さんのお人柄ですよね。広告デザインとは関係のないところまで話が及んでいくのは、西川さんが相手とがっちり膝を突き合わせているからですよ。ワンストップで解決できてお客様も喜んでくださったんでしょうか?

西川:確かにそうですね、喜んでくださったと思います。

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#05 出会いと興味を求めてアルバイトへ

入船:最後に西川さんの横顔と言いますか、お人柄を知るために趣味についてお伺いしたいのですが。

西川:それがいわゆる趣味というのが全くなくて(笑)

入船:そうなんですね(笑)

西川:その理由も明確なんです。これまでスポーツをやったり、スキーをやったり、音楽鑑賞だとか観劇だとか様々チャレンジはしたんですが、数回やったところで「やっぱり仕事の方がおもろいわ」ってなるんです。

入船:なるほど。

西川:趣味も素晴らしいとは思います。ただ私にとっては仕事以上に燃えて熱くなれるものが見つけられていない、仕事より楽しいものに出会えてないという現状なんです。

入船:なるほど。

西川:そこから派生することなんですが、つまり趣味とは言えないかもしれないんですけど。

入船:何でしょうか?

西川:アルバイトをしているのが、1つの趣味ですかね。

入船:趣味アルバイトですか!すごいですね。

西川:これもきっかけがちょっと変わっていまして、創業時からお世話になっているクライアント様なんですが、カラオケ店を出店することになりまして。実際にオープンする2年くらい前から企画を進めたり、一部広告の仕事をいただいていたんです。

入船:新規事業ですね。

西川:その時に求人広告の提案をする場面があったんです。ただ、カラオケ店については時々お客さんで遊びに行く程度で、中を全く知らないと提案できないなとなったんですね。そこで実際のカラオケ店の求人内容のどこに惹かれるのかチェックして、面接に参加して、事情もすべてお話した上でアルバイト採用していただいたんです。

入船:カラオケ店を深く知るために自らカラオケ店員になったんですね!

西川:仕事に関わる知識・経験を得られたというのも大きいんですが、従来ですと絶対で会わない人と浅く広―く出会えたんですよ。例えば高校生の方とか、アルバイトしながら年金がもらえるまで働かないといけないと言って厨房で頑張っていらっしゃるおじいさんとか。

入船:確かに広告代理店業では出会わない方々ですよね。

西川:それがものすごく面白くて、2度美味しいじゃないですか!仕事の知識・経験を得ながら、新しい出会いもある。だから今もやっているんですよ。

入船:今もですか!どんなことをされているんですか?

西川:今は、宅配ドライバーと酒屋のアルバイトをしています。

入船:それもクライアントさんの理解のためですね。確かに実際に働いてみたほうがより良い求人広告を作れそうですね。働いている方の実感に沿った訴求ができそう。

西川:そうですね、特に大学生向けの求人などは本人に「なんでこの店で働いているの?」と聞いてみるとすぐに教えてくれますね。経営者と外注業者という関係でヒアリングをするとついついお互いにかしこまってしまうので、いちばん大事な訴求ポイントが出なかったりするんです。

入船:それをアルバイトとして働いてみると、すんなり聞けたりするんですね。

西川:ええ、ただ最初にアルバイトを始めたときは、「経営が苦しいの?」とよく周りの方に冗談半分で心配されました(笑)

達也:そうだったんですね(笑)趣味はないとおっしゃっていましたが、西川さんって仕事を軸として考えると本当は幅広く好奇心をお持ちなんですね!

西川:いっちょ噛みといえばそうかもです(笑)

入船:それでは最後に記念写真を撮らせてもらってもいいですか?

西川:はい、分かりました。

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#06 編集後記

今回は経営者の大先輩である西川純一さんにお話を伺いました。どこまでも謙虚で実直で1つひとつの言葉に重みを感じました。冒頭の「むしろ変わったことはしたくないんです」の裏側には、お客様に101%以上の満足を届けたいと尽力する熱い想いがありました。読んでくださった方にも西川さんのお人柄が伝わっていくと嬉しいです。

西川さんの関連リンクからは、ペット用品のECサイトに移動できるようにしております。こちらも自信のある商品ですので、よろしければ覗いてみてください。

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2024.12.11

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