
ホームページ訪問者が喜ぶ! 用途に合わせたコンテンツの4つの型
コンテンツテーマをどう表現するか?
企業のホームページは、多くのコンテンツの集積によって成り立っています。ここでいうコンテンツとは、ホームページ内の商品紹介ページやお問い合わせページ、ブログページや購入者限定のお得情報などです。
これらのコンテンツは制作される際に必ずテーマや役割が設定され、それらに基づいて作られるのですが、どのページも表現手法が1本調子であると質の高いコンテンツにはなりません。用途ごとに適切な表現となっているか、そもそも表現方法にはどのような種類があるのかを知ることは、コンテンツ作りのクオリティアップになるといえます。
今回はコンテンツの型ついては、代表的な4つをご紹介します。
ファクト型

1つ目は、「コンテンツテーマ x 数値化、比較、比喩」で作られるファクト型です。
この型は事実をストレートに表現することを指します。商品サービスの紹介ページを例に上げると、商品の良さを統計データを用いて数字で語る、競合他社との違いを比較で語る、導入メリットなどを比喩で語るなどが挙げられます。この「ファクト」を利用することでコンテンツに客観性をもたせることができます。
オーソリティ型

2つ目は、「コンテンツテーマ x 権威づけ」によってつくられるオーソリティ型です。
著名人や専門家などに自社の商品サービスを評価してもらうという表現方法となります。先程のファクト型と違い、第三者視点でファクトを語ってもらうことで権威付けすることができます。
専門家は必ずしも外部の協力者でないといけないわけではありません。社内に専門的な社員や専門部署があれば、彼らのインタビューを掲載することでもある程度の客観性を出すことはできます。
お客様の声型

3つ目は「コンテンツテーマ x お客様の声」のお客様の声型です。
こちらは名前のとおり、お客様の声やレビューなどを中心に表現する方法となります。トリプルメディアの記事でもお伝えしたアーンドメディアを活用した方法です。このアーンドメディア(お客様の声やレビュー)は非常に強力なセールス効果を発揮します。
また実際に買ってくださったお客様と、新規でホームページを訪れた見込みのお客様の悩みは共通していると考えられますので、より強力に利用シーンやサービスの価値を感じていただけるのではないかと思います。
ユーティリティー型

4つ目は「コンテンツテーマ x 便利さ」で作られたユーティリティー(Youtility)型です。
こちらは、アメリカのコンテンツマーケティング界で有名なジェイ・ベイヤーが提唱したもので、You(お客様)とUtility(便利)を組み合わせた造語です。直接商品サービスの購買を促すわけではなく、お客様にとって便利なツールや情報を提供することで長期的な信頼関係を築こうとするものです。コンテンツを通じて情報価値と利用価値の両方を提供することができます。
保険会社のライフプラン診断、ホームページ用のサーバー会社によるホームページ制作チュートリアル記事などがあります。
商品サービスの特徴に応じて型を決める
今回は、コンテンツの代表的な4つの型についてご紹介いたしました。
いずれの型も使い方によっては、強力にも的外れにもなります。自社の商品サービスの特徴、コンテンツが持つテーマや役割などに応じて、適切な型を選定することでより上質なコンテンツ作りを行ってみてくださいね!
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